新傾向問題>合格トピックス>合格発表 総評(1級)
試験結果
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受験者数(受験率) |
合格者数 |
合格率 |
学科 |
25,198人(82.3%) |
9,229人 |
36.6% |
実地 |
15,145人(85.7%) |
5,619人 |
37.1% |
合格基準
学科試験:得点が60% 以上
実地試験:得点が58% 以上
近年の合格率
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受験者数 |
合格者数 |
合格率 |
H28 |
学科 |
25,639人 |
12,675人 |
49.4% |
実地 |
19,045人 |
8,687人 |
45.6% |
H29 |
学科 |
24,755人 |
9,824人 |
39.7% |
実地 |
16,505人 |
5,537人 |
33.5% |
H30 |
学科 |
25,198人 |
9,229人 |
36.6% |
実地 |
15,145人 |
5,619人 |
37.1% |
平成30年度試験結果の総評
受験者数は学科試験では前年度を上回りましたが、実地試験では下回りました。
受験率は学科・実地ではともに前年を下回っています。
合格率は前年度が非常に厳しい結果であったことから、実地試験では前年より3.6%増加とやや回復しましたが、学科試験では3.1%減少と非常に低い水準となっています。
近年建築施工管理技士資格の需要が高まっていますが、学科試験の厳しい合格水準をクリアした受験者においても、実地試験の受験率の低下がみられることから、合格以外に受験環境自体も厳しい状況にあることが伺われます。
出題傾向と受験対策
学科試験では、年々細かな数字を問われる傾向が見られますが、正確な知識を身につけるとともに、基本的な事項や過去の出題の類題などで着実に得点を重ねることによって合格につなげることができるでしょう。
実地試験では、今回の出題には昨年のような大きな変化はなく、問題5は昨年と同様のネットワーク工程表とバーチャート工程表の融合問題でしたが、施工法の問題ではやや難しい問題がみられました。結果として合格率は非常に厳しかった昨年を上回ったものの、昨年に引き続いて合格基準が引き下げられたにも関わらず、未だ低い合格率です。新傾向の出題によるいわゆる揺さぶりも影響しているとは思われますが、類型化した出題に対する採点がやや厳しくなっているのかも知れません。
受験者自身の力を出しきれるよう、自信をもって冷静に試験に臨むことが有用です。対策講座では、興味をもって学習でき、基本を正しく理解して、柔軟に対応できる応用力が養えるよう、受験に対するモチベーションを高めてくれるものを選ばれるとよいでしょう。
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