新傾向問題>合格トピックス>学科試験の総評(2級)

2019年度二級建築士学科試験の総評

総評

昨年度より学科試験での受験種別がなくなりました。出題数は全50問、選択回答数40問です。各分野の出題数と指定の解答数は次のとおりです。
分野 出題数 解答数
建築学 14 9
共通 3 3
施工 15 12
施工管理法 10 10
法規 8 6
合計 50 40
これまで同様に、全体として基本事項が多く出題されています。毎年合格率は低迷していますが、今年度の難易度は昨年と同程度かやや高め程度だったといえましょう。

各分野の出題について

問題番号No.1~No.14の問題は、やや難しいと感ずる出題も含まれますが、未だ過去に頻出されている基本事項が多く得点源として期待したいところです。
問題番号No.15~No.17は必須解答問題ですが、各枝には基本事項を問うもので、難易度は高くなかったものと思われます。
問題番号No.18~No.32の施工に関する問題では、選択数が限られていますが、修得した知識を適切にいかせれば、合格ラインに結び付く得点はおさえられたでしょう。
問題番号No.43~No.50の法規の問題でも、修得した基本事項の中から適切に解答する設問を選択することにより対応できたと思われます。
合格率が低く、一見難しそうに思われる設問も見受けられますが、出題総体としては、必ずしも難化しているものとは思われません。受験対策の基本は過去問の攻略です。試験に自信をもって臨み、冷静に修得した基本知識を活かすことが重要です。

1級建築施工管理技士講座

Copyright(C) 2005 一般社団法人全日本建築士会. All rights reserved.