新傾向問題>合格トピックス>合格発表 総評(1級)
試験結果
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受験者数(受験率) |
合格者数 |
合格率 |
学科 |
24,755人(83.1%) |
9,824人 |
39.7% |
実地 |
16,505人(87.0%) |
5,537人 |
33.5% |
合格基準
学科試験:60問中36問正解 以上
実地試験:得点が56% 以上
近年の合格率
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受験者数 |
合格者数 |
合格率 |
H27 |
学科 |
25,452人 |
11,306人 |
43.6% |
実地 |
16,365人 |
6,180人 |
37.8% |
H28 |
学科 |
25,639人 |
12,675人 |
49.4% |
実地 |
19,045人 |
8,687人 |
45.6% |
H29 |
学科 |
24,755人 |
9,824人 |
39.7% |
実地 |
16,505人 |
5,537人 |
33.5% |
平成29年度試験結果の総評
受験者数と受験率は、学科・実地ともに前年度を下回りました。
合格率では、前年に対して学科では9.7%減少、実地では12.1%減少と、近年では低い水準となりました。
近年、建築施工管理技士資格の需要が高まる中で、実務と併行しての受験や合格が厳しい状況にあることが伺われます。
出題傾向と受験対策
学科試験では、基本を忠実に押さえられた方には、合格ラインの難易度は、必ずしも高くなかったと言えましょうが、厳しい結果になっており、やや細かな数字など、より正確な知識を問われる傾向が見られます。
実地試験では、経験記述問題が近年の出題のサイクルと異なるという大番狂わせがあり、それ以外でもやや難しい問題がみられました。結果として合格基準も低く設定されたにも関わらず、極めて低い合格率となっています。しかし、バーチャート工程表からネットワーク工程の出題に変わった「施工管理」の問題も、内容的には基本を問う者であり、経験記述など他の出題では従来の延長線上にあったことから、多くの受験者にとっては、難問化以上に新傾向の出題によるいわゆる揺さぶりが影響したものと思われます。
確実な合格には、出題の変化にとらわれず、自身の力を出しきれるよう、基本を忠実に理解し、柔軟に対応できる応用力を身につけることが、試験に当たって冷静に対応するためにも、重要なことといえましょう。
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