新傾向問題>合格トピックス>合格発表 総評(2級)
試験結果
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受験者数(受験率) |
合格者数 |
合格率 |
学科 |
27,592(82.4%) |
13,385人 |
48.5% |
実地 |
23,913人(76.3%) |
7,822人 |
32.7% |
合格基準
学科試験 : 40問中正解24問(24点)以上
実地試験 : 得点が58%以上
なお、合格基準は得点が60%以上を想定していましたが平均点が想定より低かったこと等を踏まえ、 上記合格基準点としています。
近年の合格率
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受験者数 |
合格者数 |
合格率 |
H25 |
学科 |
21,097人 |
8,482人 |
40.2% |
実地 |
19,496人 |
5,863人 |
30.1% |
H26 |
学科 |
24,306人 |
11,651人 |
47.9% |
実地 |
20,388人 |
6,832人 |
33.5% |
H27 |
学科 |
27,592 |
13,385人 |
48.5% |
実地 |
23,913人 |
7,822人 |
32.7% |
平成27年度試験結果の総評
受験者数は引き続き学科試験・実地試験ともに前年より増加している。また、合格率は、学科試験では前年をわずかに上回ったが、実地試験では下回る結果となった。
出題傾向と受験対策
27年度の学科試験は、出題形式や出題数は基本的には例年通りであったが、出題内容は、これまでの単なる過去問による基本的な問題から1級建築施工管理技士試験の過去問題に類似した高度な出題もされたことから、これまでの過去問だけの学習ではなく、応用力を身に付ける高度な学習と綿密な受験対策が必要であったと考えられます。
今後の対策としては、安易な暗記のみに頼らず、引き続き基本をしっかり身につけ、高度な応用力を養うことが重要です。
実地試験では、合格基準がこれまでの「60%以上」から「58%以上」に下方修正されたことにより、試験問題の難易度が高くなったと考えられます。今後の対策としては、「ネットワーク」の出題など基本的事項をマスターすることで得点を確保するとともに、施工経験記述で受験者自身の経験を整理して試験に臨むこと、また、他の記述問題も含めて、客観的かつ簡潔な記述を心掛けることが合格を確実にする対策となると考えられます。
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