附属伝統建築研究所 |
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『出題キーワード集』では、より深い理解を問う近年の新傾向に対応し、出題の中から重要語句を取り上げて紹介していきます。内容は、随時更新する予定です。 スライム処理スライムとは、場所打ち杭の施工時に生じる掘りくずのことで、ベントナイト溶液の細粒や泥水中に浮遊する土砂が混じって、杭の底部に沈殿したものです。スライムは、杭の支持力低下の原因となる恐れがあるため、必ず除去しなければなりません。この除去作業のことをスライム処理といいます。鉄筋かごの建て込み前に、バッケトなどで底をさらう「一次スライム処理」と、建て込み後にエアーリフト工法やサクションポンプを使用した工法等で行う「二次スライム処理」に分けられます。なお、エアーリフト工法とは、場所打ち杭のスライム処理において、圧縮空気をトレミー管先端部に吹き込み、トレミー管中に上昇流をつくり、流水とともにスライムを吸い上げ排出する工法のことです。 *いま、当会の講座に資料請求された方には、当会講座の総合監修者による、重点事項対策の解説動画を無料で配信します。 |
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